こんにちは、めのんです!
今回は配列について見ていきます。
配列の宣言
配列は複数のデータをまとめて管理しておけるデータ構造です。
たとえば、ある企業が運営する店舗ごとの売上げ管理をしたい場合に、sales1, sales2, …とたくさんの変数を用意するよりも、salesという1つの変数ですべてのデータを管理できる方が便利です。
それでは実際のソースコードを見ていきます。
配列の変数を宣言するには、上のソースコードの6行目のように変数名のうしろに角括弧を付けます。
角括弧の中の数値は配列の要素数になります。
要素へのアクセス
配列の要素にアクセスするには、8行目から10行目のように変数名のうしろに角括弧を付けて、その中に要素の番号を指定します。
この要素の番号のことを「添字」といいます。
配列の添字は(1からではなく)0から始まることに注意してください。
添字の上限は配列の要素数より1小さくなります。
今回は要素数に3にしましたから、添字に指定できるのは0から2までです。
配列の要素に値を代入する方法は普通の変数と同じように等号を使って行います。
次に配列の要素の値を書き換える方法について見ていきます。
上のソースコードでは12行目でいったん添字1の要素を出力しています。
14行目では同じく添字1の要素に500を代入して、16行目で再度出力しています。
実際に動かして確かめてみましょう。
期待通りに動きましたね。
配列をまとめて初期化
配列をまとめて初期化する方法も見ておきます。
このように、普通の変数の初期化と同じように配列を初期化することができます。
上の例では角括弧の中を省略していますが、このような書き方をした場合は波括弧の中に並べた要素の数が配列の要素数になります。
逆に角括弧の中に数値を書いて要素数を指定した上で、波括弧の中の初期値が要素数より少ない場合は、残りの要素は0で初期化されます。
配列はよく使う機能ですので、しっかり身に付けておきましょう。