こんにちは、めのんです!
今回はfor文による繰り返し処理を見ていきます。
for
forはwhileに似ていますが、ループに入る前の処理とループが1買い回るごとに実行する処理をひとまとめにしたものです。
では前回と同じように0から9の数値を表示するプログラムを書いてみましょう。
for文では、「for」と書いたあとに丸括弧の中にいろいろ書いて、そのあとに波括弧の中に繰り返したい処理を書いていけばOKです。
丸括弧の中にはセミコロンで区切った3つの項を書くことができます。
最初の項は繰り返しが始まる前に実行する内容を書くことができます。
ここでは変数iを0で初期化していますね。
真ん中の項は繰り返しの条件になります。
while文の条件と大体同じだと考えていいでしょう。
while文を同じようにここで変数を宣言することもできます。
ここではiが10より小さいときは繰り返すようになっています。
最後の項は1回繰り返すごとに実行する処理を書くことができます。
ここではiをインクリメントすることで1ずつ増やしています。
それではいつものようにコンパイルして実行してみましょう。
はい、0から9が順に出力されました。
こういったfor文の構文にも慣れておいてください。
breakとcontinue
それからforでもwhileでもdoでも使えるbreakとcontinueについても少し説明しておきます。
breakはループから抜けるという命令、そしてcontinueはそれ以降の処理を実行せずに次のループに移るという命令になります。
具体的な例で考えていきましょう。
たとえば、iが5のときにfor文を抜けたいというときには、breakを書いてあげればOKです。
そうするとiが5のときにループから抜けるので0から4が出力されます。
実際に見てみましょう。
期待通りに動いていますね。
次にcontinueも試してみることにしましょう。
continueは単に以降の処理を飛ばして次のループに移るという意味なので、次のように書けばiが5のときだけ出力されないということになるはずです。
では実際に試してみましょう。
0から9が出力されていますが、5だけ抜けているのがわかると思います。
こうしたbreakやcontinueも使いこなせるようにしておいてください。